次世代のWebサービス Web2.0 はどこへ行こうとしているのか?


Web2.0 の目指すところがどこなのか、明確な答えは共有されていないと思う。ネットサービス提供者、それに寄り添うファーストユーザ、そこから広がるセカンドユーザ、それぞれの思いは違って当然だ。しかし、提供者側は、Web2.0はフラット化を進めようという動きとフラット化を止めようという動きの大きく2つに分けられる。


フラット化を進めたい提供者
・Yahoo!、Googleを初めとした検索サイト
・グローバルな大企業
・コンシューマ向け製品・サービス提供企業
・ネット広告、アェリエイトサイト
・大規模掲示板サイト
・オープンなブログ

[主な戦術]
大量生産・大量消費型、


フラット化を止めたい提供者
・ミクシィを初めとしたSNS提供者
・会員サイト(ユーザ認証つきWebサイト)の提供者
・特定ユーザ層を対象とした企業
・自治体
・中小掲示板サイト
・クローズドなブログ

[主な戦術]
仲間意識・地元意識・親密さの利用、囲い込み戦術


どっちが勝っているということは見る側面によって違うのでいうべきではないが、
フラット化を進める戦術のほうが大衆をコントロールして見方につけ易い、反面、フラット化を止めて仲間意識の高い集団のほうが強いだろう。



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